通信規格の数字だけでなく、住まいの形や使う機器に合わせて確認したい項目を紹介します。
困る場所と使い方を分ける
Wi-Fiルーターを買い替える前に、通信が途切れる部屋、利用する時間帯、有線では問題があるかを整理します。回線自体の混雑、端末側の設定、設置場所などが関係する場合もあり、新しい機器を買えば必ず解決するとは限りません。まず契約している回線と、現在の機器の役割を確認しましょう。
規格と接続台数を確認する
新しい規格に対応した機種でも、使う端末が対応していなければ機能を十分に使えない場合があります。スマートフォンだけでなく、テレビ、ゲーム機、家電など同時に接続する機器を数えます。製品に示された速度は測定条件に基づく値であり、室内の実際の速度を保証するものではありません。
間取りと置き場所
床面積に加えて、階数、壁の位置や材質、扉の開閉などによって電波の届き方は変わります。棚の奥や金属製の箱の中を避け、説明書で勧める場所に設置できるかを考えます。配線を通す位置やコンセント、熱がこもらない余裕も確認してください。集合住宅では管理上の決まりにも従います。
中継機やメッシュの考え方
複数の機器を使う方法にも、組み合わせや設定に条件があります。既存のルーターとの互換性、追加機器の価格、置ける場所を比べてください。台数を増やせば必ず速くなるわけではありません。接続の経路が複雑になったときに管理できるか、家族が設定を確認できるかも選ぶ基準になります。
更新と管理のしやすさ
設定画面へ入る方法、初期の認証情報を変更する手順、更新の提供状況を確認します。来客用のネットワークを分けられるか、機器を手放す際に初期化できるかも見ておきましょう。購入時は本体価格だけでなく追加機器や設定サポートの費用を確認し、必要な条件を満たす候補を比べることが大切です。